鉛バッテリーは、1部屋(セル)2Vのものしか作れません。
自動車用鉛電池は1部屋2Vのセルを6個直列に並べて12Vの電圧を得ています。マンガン乾電池は直列接続すると1セルあたり1.5Vを発生するので9V。ニッカド電池は1セルあたり1.2Vを発生するので7.2Vの電圧が得られます。リチウムイオンバッテリーなら1個で4Vです。1セルあたりの電圧が電池の種類ごとに違うは、電池の構成素材・材料で決まるからです。鉛蓄電池は1セルでおよそ2Vの起電力がある電池です。セルの大きさは関係ありません。つまり、バイク用の小型のものでも、電池フォークリフトの大きなバッテリーも、全ての鉛電池は1セルあたり2Vです。
鉛蓄電池のセルは、プラス極板(少し赤茶っぽい色をしています)、極板同士がショートしないようにする絶縁物(セパレーター)、マイナス極板で基本単位が構成されます。容量を増やすためにこれを幾重にも重ねます。プラス極板は並列接続されています。マイナス極板も同様に並列接続されています。陽極は陽極、陰極は陰極でまとめて外部の端子に繋がっています。(自動車用の場合は、液の注入口を開けて斜めから覗くと一つの極が次の部屋に接続されているのが観察されます。)これらの極板は、電解液に浸されています。電解液は希硫酸です。ドライバッテリーに補充する場合は、比重1.27(18℃時)のものを使います。希硫酸の硫酸濃度は、満充電時30%濃度に非常に近い値です。硫酸が濃いですから本来は危険物取り扱い� ��資格が必要です。
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